2012年 10月 16日
風船唐綿(フウセントウワタ) |
学名:Gomphocarpus (=Asclepias)
別名:フウセンダマノキ
南アフリカ原産。
葉は柳のような感じで細長く、草丈は1~2m。初夏に葉の付け根から花茎を伸ばし
小さな乳白色の花がぶら下がるように咲き、その後にできる袋状の果実の形が
ユニークで、鑑賞したり切り花に利用する。果実は表面がうす緑色で先が少し
とがって風船のようにふくらんでおり、表面にはトゲというか毛のような突起物が
びっしり付いている。果実は熟すと中から綿毛の付いたタネが出て来る。(↓)
属名のゴンフォカルプスはギリシア語のゴンフォス(こん棒)とカルポス(果実)からなり、
果実の形に由来。
日当たりが良く水はけの良い土壌なら後は特に場所を選ばず育ち、肥料をあまり必要と
せず、やせ気味の土地の方が姿もまとまる。かかりやすい病気や害虫は特に無し。
タネまきの適期は4月下旬。タネをまく以外に、冬越しした株は春に伸びた枝を切って
さし木でふやすこともできる。暖地では冬越し可能。
by atelierq
| 2012-10-16 22:10
| nature