2012年 07月 18日
鬼百合 |
学名 Lilium lancifolium
英名 Tiger lily
ユリ科ユリ属
グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生。日本では北海道から九州の平地から
低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われる。
変種に対馬に自生するオウゴンオニユリ(Lilium lancifolium var. flaviflorum)が
ある。
草丈は1~2m程となる大型のユリ。葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖る。
茎は紫褐色で細かい斑点がある。花季は7月から8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で
暗紫色の斑点を生じる。花弁は強く反り返る。種子は作らず、葉の付け根に暗紫色の
ムカゴを作る。鱗茎はヤマユリと同様、食用となる。
花言葉は「賢者」「愉快」「華麗」「陽気」など。
近縁に同属のコオニユリ (Lilium leichtlinii) があり、こちらは山地の草原や低地の
湿原に生育する。オニユリによく似るが、一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作る。
by atelierq
| 2012-07-18 18:20
| garden