2010年 07月 15日
蒼鷺 |
夕風や水青鷺の脛をうつ 与謝蕪村
アオサギ
学名 Ardea cinerea
英名 grey heron
コウノトリ目サギ科アオサギ属
アフリカ、ユーラシア、イギリス、インドネシア、日本、フィリピン、マダガスカルに分布
夏にユーラシア大陸で繁殖し、冬になるとアフリカ、東南アジアなどへ南下し越冬する。
日本では亜種アオサギが夏に北海道で繁殖(夏鳥)、冬に九州以南に飛来(冬鳥)。
本州、四国では周年生息する(留鳥)。
上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、和名の由来(漢字の蒼はくすんだ青色のこと、
中国語名と同一)になる。種小名cinereaは「灰色の」の意で、英名(grey)と同義。
下面は白い羽毛、胸部の羽毛は伸長(飾羽)する。頸部から胸部にかけて黒い縦縞が入る。
河川、湖、池沼、湿原、干潟、水田などに生息する。非繁殖期にはおもに単独で生活する。
魚類、両生類、小型哺乳類、甲殻類、昆虫などを食べる。獲物を発見すると、素早く頸部を
伸ばして捕食する。水深の深い場所では、体を水に浮かべて泳いでいることがある。
繁殖形態は卵生。同科他種を含めた集団繁殖地(コロニー)を形成する。雄が巣材を集め、
雌が樹上に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作り、春に1回に3-5個の卵を産む。
巣は同じ巣を使いつづける。雌雄交代で抱卵、期間は23-28日。育雛は雌雄共同で行う。
雛は孵化してから約ひと月で巣立ち、生後2年で性成熟する。
養殖魚を食害する害鳥とみなされることもあり、例としてイングランドとウェールズでは
1970年代に毎年4,600羽以上が駆除され、1979年に生息数は5,400ペアまで激減。
逆に日本のように数が増加している地域もある。
学名 Ardea cinerea
英名 grey heron
コウノトリ目サギ科アオサギ属
アフリカ、ユーラシア、イギリス、インドネシア、日本、フィリピン、マダガスカルに分布
夏にユーラシア大陸で繁殖し、冬になるとアフリカ、東南アジアなどへ南下し越冬する。
日本では亜種アオサギが夏に北海道で繁殖(夏鳥)、冬に九州以南に飛来(冬鳥)。
本州、四国では周年生息する(留鳥)。
上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、和名の由来(漢字の蒼はくすんだ青色のこと、
中国語名と同一)になる。種小名cinereaは「灰色の」の意で、英名(grey)と同義。
下面は白い羽毛、胸部の羽毛は伸長(飾羽)する。頸部から胸部にかけて黒い縦縞が入る。
河川、湖、池沼、湿原、干潟、水田などに生息する。非繁殖期にはおもに単独で生活する。
魚類、両生類、小型哺乳類、甲殻類、昆虫などを食べる。獲物を発見すると、素早く頸部を
伸ばして捕食する。水深の深い場所では、体を水に浮かべて泳いでいることがある。
繁殖形態は卵生。同科他種を含めた集団繁殖地(コロニー)を形成する。雄が巣材を集め、
雌が樹上に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作り、春に1回に3-5個の卵を産む。
巣は同じ巣を使いつづける。雌雄交代で抱卵、期間は23-28日。育雛は雌雄共同で行う。
雛は孵化してから約ひと月で巣立ち、生後2年で性成熟する。
養殖魚を食害する害鳥とみなされることもあり、例としてイングランドとウェールズでは
1970年代に毎年4,600羽以上が駆除され、1979年に生息数は5,400ペアまで激減。
逆に日本のように数が増加している地域もある。
by atelierq
| 2010-07-15 16:54
| pet/animals