2012年 03月 30日
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学名 Zosterops japonicus
英名 Japanese White-eye
スズメ目メジロ科メジロ属
全長12 cm前後で、スズメよりも小さめ。緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色。
目の周りの白い輪が特徴であり、名前の由来となっている(なおメジロ科に属する鳥は
英名でも "White-eye" 、中国語名では「繡眼鳥」と呼ばれ、名前の由来になっている)。
日本の野鳥の中では、ミソサザイ・キクイタダキに次いで最も小さい部類に入る小鳥。
東アジア(日本、中国、朝鮮半島、台湾、海南島)から東南アジアにかけて分布する
留鳥または漂鳥。日本では冬季の寒冷地を除く全国で、低地から山地にまで広く分布。
それ以外の地域(ハワイ諸島等)のものは、主にペット、あるいは害虫駆除の目的で
導入されたもの。
食性は雑食だが、花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食する。花の蜜を大変
好むため花期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求めて南から北へと移動する。
早春は梅の花に群がる姿や、「チー、チー」という地鳴きで鳴き交わす姿が見られる。
非繁殖期は山地から平地に移動し、群れで行動することが多く、カラ類と混群をつくる
ことも多い。繁殖期は番いで分散し、2羽で鳴き交わしながら花から花へと飛び回る。
睡眠時は群れ全体でかたまりとなって枝にとまる習性があるため、夕暮れ時になると
かたまりの中心にわれ先に割り込もうとするメジロの姿を観察することができる。
by atelierq
| 2012-03-30 14:51
| pet/animals