2012年 02月 09日
黄足鴫 |
キアシシギ
学名 Tringa brevipes
英名 Grey-tailed Tattler
チドリ目シギ科
名前の由来は足が黄色いことから。
シベリア北東部やカムチャツカ半島などで繁殖し、冬季は東南アジア、ニューギニア、
オーストラリアに渡り越冬。日本では旅鳥。九州や南西諸島で(?)、越冬する個体もある。
全長約25cm。成鳥夏羽は、体の上面が灰褐色で眉斑、頬、体の下面は白色。
顔から頸にかけては灰褐色の縦斑が、脇から胸にかけては横斑がある。成鳥冬羽は、
体の下面が淡い灰褐色になり、体の下面の斑は不鮮明になる。
雌雄同色。足は黄色で、他のシギに比べて短め。嘴は黒く、基部は灰色がかった黄色。
非繁殖期には砂浜や干潟、磯、水田などに生息。群れで行動することが多い。海岸部から
離れた河川でも観察されることもあるが、この場合、単独か多くても数羽のことが普通。
繁殖期は樹木の疎らな草原や川原、小石が混じったツンドラ地帯に生息する。
水深の浅い場所を歩きながら、カニや昆虫類などを食べる。
地上に営巣するが、木の上のツグミの古巣に営巣した例もある。通常4卵を産む。
ピュイピュイとすんだ声で鳴いたり、飛びながらピュイーと鳴く。
by atelierq
| 2012-02-09 15:12
| pet/animals