2010年 10月 03日
翡翠 |
カワセミ(川蝉、翡翠)
学名 Alcedo atthis
英名 European /Common Kingfisher
ブッポウソウ目カワセミ科
ヨーロッパとインド、東南アジアにかけて分布
暖かい地方では定住、高緯度地方のものは冬に暖かい地域に移動する。
日本では北海道で夏鳥だが、ほかの地域では留鳥。
水辺に生息し、飛ぶときに「チー!」(古い自転車のブレーキ音とも形容される)と鳴く。
体長は約17cm。くちばしは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できる。
頭、頬、背中は青く、頭は鱗のような模様がある。足は赤い。古くはソニドリ(鴗)と呼ばれ、
ヒスイと呼ばれることもある。カワセミは本来は青くなく、光の加減で青く見える。
これを構造色といい、シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理。 美しい外見から
「渓流の宝石」などと呼ばれる。
宝石のヒスイはこの鳥の羽の色に由来。「翡翠」は、カワセミ、ヒスイどちらとも読む。
アカショウビンなどの「ショウビン」はカワセミの古語で、これも同じ「翡翠」を当てる。
「翡」は赤い羽、「翠」は青い羽のことで、「翡」はオス、「翠」はメスを指す。
by atelierq
| 2010-10-03 15:52
| pet/animals