2009年 04月 09日
Small white |
学名 Pieris rapae (Linnaeus, 1758)
和名 モンシロチョウ(紋白蝶)
英名 Small (Cabbage)White
全世界の温帯、亜寒帯に広く分布。
幼虫の食草はキャベツ、ブロッコリーなどのアブラナ科植物なので、それらの農作物の
栽培に伴って分布を広げた。日本のモンシロチョウは奈良時代に大根の栽培と共に
移入されたと考えられている。まれに大群で移動することがある。
成虫は3月頃から10月頃まで年に4-5回ほど発生するが、時期や回数は地域により異なる
(冷涼地域では年に2回ほどしか発生しないが、温暖地域では年に7回発生することも)。
冬は主に蛹で越冬する。
幼虫は体色が保護色になるとはいえ、鳥類やアシナガバチなどに捕食され、アブラナ科の
農作物の葉を食べることから人間にとっては害虫となり、駆除もされる(ただし近年農薬への
批判が高まり、農薬で駆除される割合は減少)。幼虫に寄生する寄生バチとしてアオムシ
コマユバチ、寄生バエは、カイコノウジバエやブランコヤドリバエなどがいる。
成虫の天敵は鳥類、カマキリ、トンボなど。
近縁種: オオモンシロチョウ 、タイワンモンシロチョウ、スジグロシロチョウなど。
by atelierq
| 2009-04-09 12:45
| pet/animals